8日に開幕を迎えた男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)に第2シードとして出場する世界ランク3位の
S・チチパス(ギリシャ)は同大会に向けての意気込みを明かしている。
>>西岡 良仁vsガリン 1ポイント速報<<>>ダニエル 太郎vsベレッティーニ 1ポイント速報<<>>西岡、アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<24歳のチチパスは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では2021年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)に続く2度目の準優勝。しかし、それ以来のツアー大会となった先月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)では2回戦で姿を消している。
BNPパリバ・オープンに出場するのは今回が5度目で2021年の8強入りが最高成績となるチチパス。男子プロテニス協会のATPにコメントが掲載されており、「この大会は、いつもいいエネルギーに満ちている。ここのファンはすごいよ。僕にとってコートに立って試合をするのは久しぶりなんだ。ここに戻ってこれてうれしいよ」と語っている。
今季、チチパスはユナイテッド・カップ(オーストラリア/ブリスベン、パース、シドニー)と国別対抗戦デビスカップを含む15試合をこなしており、「ここ2、3ヶ月は、たくさんテニスをしたから、そのツケが回ってきたと思う。それはそれでいいんだけどね。僕はここでの試合ををとても愛しているし、ここに来てベストを尽くすよ」と述べている。
また、チチパスは自身初の世界ランク1位を狙える立場におり、その条件は『BNPパリバ・オープンとマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)のうちどちらかで優勝し、どちらかで準優勝以上の結果を出す』こととなっている。
今大会、シード勢は1回戦免除のため初戦となる2回戦でチチパスは世界ランク87位の
J・トンプソン(オーストラリア)と対戦する。トンプソンは1回戦で同210位の
G・モンフィス(フランス)を6-3, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
なお、今大会の第1シードは
C・アルカラス(スペイン)、第3シードは
C・ルード(ノルウェー)、第4シードは
T・フリッツ(アメリカ)、第5シードは
D・メドベージェフ、第6シードは
A・ルブレフ、第7シードは
H・ルーネ(デンマーク)、第8シードは
F・オジェ アリアシム(カナダ)。シード勢は1回戦免除のため2回戦からの登場となる。

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