男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は8日にシングルス1回戦が行われ、世界ランク48位の
B・ナカシマ(アメリカ)が同39位の
J・イズナー(アメリカ)を7-6 (9-7), 6-3のストレートで破り、3年連続の初戦突破を果たした。
>>ダニエル 太郎vsベレッティーニ 1ポイント速報<<>>西岡、アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<ナカシマが同大会に出場するのは3年連続4度目で、これまでの最高成績は2021年・2022年の2回戦進出。一方のイズナーは15度目の出場で、2012年の決勝進出が最高成績。
両者は4度目の顔合わせでナカシマの2勝1敗。直近の対戦は2021年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)1回戦で、その時はナカシマがストレートで勝利している。
この日の第1セット、ナカシマはイズナーに12本のサービスエースを許したものの、1度もブレークを許さず、タイブレークに突入。タイブレークに入るとナカシマは2度のミニブレークに成功し、1時間6分で先行する。
続く第2セット、ナカシマはイズナーのサービスエースを2本に抑え、第5ゲームから3ゲーム連取に成功し、そのままリードを守り切って1時間38分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでナカシマのコメントを紹介している。
「何度かチャンスがあるのは分かっていた。彼(イズナー)がしばしば大きな爆弾(ビッグサーブ)を打つことも分かっていた。でも、チャンスは必ずやってくると思って臨んでいた。チャンスが来たときに、ただそれを活かすしかない」
「この大会は、僕が子供の頃にいつも来ていた大会のひとつだ。家族や友人が応援に来てくれるのは、とてもうれしい」
勝利したナカシマは2回戦で第5シードの
D・メドベージェフと対戦する。今大会のシード勢は1回戦免除のため、メドベージェフは2回戦から登場。
同日には、世界ランク66位の
P・カチーン(アルゼンチン)、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している同67位の
ウー・イービン(中国)、同73位の
M・ギロン(アメリカ)、同77位の
U・アンベール(フランス)、同82位の
O・オッテ(ドイツ)、同97位の
C・ガリン(チリ)、同103位の
ダニエル太郎らが2回戦へ駒を進めた。

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