男子テニスのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)は23日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク52位の
J・レヘチカ(チェコ)が第1シードの
A・ルブレフを4-6, 6-4, 6-3の逆転フルセットで破り、ベスト4進出を果たした。試合後には今季好調の要因について「コート上でのメンタリティ」だと明かした。
>>マレー、メドベージェフらカタールOP組合せ<<>>アルカラスらリオOP組合せ<<21歳のレヘチカはこの試合、第1セットを落としたものの、第2・ファイナルセットではファーストサービスが入ったときに79パーセントの確率でポイントを獲得。世界ランク5位のルブレフに1度もブレークチャンスを与えることなく1時間41分で逆転勝ちをおさめた。
今シーズンはマッチ11勝3敗と好調を維持しているレヘチカ。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では
C・ノリー(イギリス)や
F・オジェ アリアシム(カナダ)らを下しベスト8に駒を進めるなど確かな実力を発揮している。
その要因について男子プロテニス協会のATP公式サイトで答えているレヘチカは、準優勝を果たした昨年11月の21歳以下最終戦インテーザ・サンパオロ Next Gen ATPファイナルズ(イタリア/ミラノ、室内ハード)をあげた。
「この2カ月は、僕にとってとても素晴らしいものだ。ここドーハの美しいセンターコートでプレーすることをとても楽しみにしていたから、この勝利にとても満足しているし、明日が楽しみだよ。僕は、すべてが良くなったんだ。特に、コート上でのメンタリティがね。ネクストジェンで自信をつけたし、その使い方を学んだんだ」
キャリア初のツアー決勝進出がかかるレヘチカは、準決勝で元世界ランク1位の
A・マレー(イギリス)と対戦する。マレーは準々決勝で世界ランク170位の
A・ミュレール(フランス)(フランス)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第2シードのオジェ アリアシム、第3シードの
D・メドベージェフが勝ち上がりを決めている。
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