女子テニスのサンディエゴ・オープン(アメリカ/サンディエゴ、ハード、WTA500)は14日、シングルス準々決勝が行われ、予選から出場している世界ランク77位の
D・ヴェキッチ(クロアチア)が第3シードの
A・サバレンカを6-4,6-7 (5-7),6-1のフルセットで破り、ベスト4進出を果たした。
この試合の第1セット、ヴェキッチは4本のダブルフォルトを犯したサバレンカに対し2度のブレークに成功して先行する。第2セットではタイブレークで5-4と勝利まであと2ポイントにまで迫っていたものの、そこから3ポイント連取を許しファイナルセットへ。
それでもファイナルセットではファーストサービスが入ったときに92パーセントの高い確率でポイントを獲得するなどサバレンカに1度もブレークを許さなかったヴェキッチが振り切り勝利した。試合時間は2時間37分。
今大会、2試合の予選を勝ち抜き本戦入りしたヴェキッチは1回戦で第5シードの
M・サッカリ(ギリシャ)、2回戦で世界ランク22位の
Ka・プリスコバ(チェコ)を撃破し8強入り。強豪選手を次々破り4強入りとなった。
今シーズン初のツアーベスト4進出となったヴェキッチは準決勝で第2シードの
P・バドサ(スペイン)と世界ランク19位の
D・コリンズ(アメリカ)のどちらかと対戦する。
同日には第4シードの
J・ペグラ(アメリカ)が4強入りを決めている。
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