テニスの全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）は２１日、男子シングルス３回戦が行われ、第６シードのＲ・ナダル（スペイン）が第２８シードのＫ・ハチャノフを6-3, 6-2, 3-6, 6-1で破り、６年連続１５度目のベスト１６進出を果たした。

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２００９年以来１３年ぶり２度目の優勝を狙うナダルは第１セット、ファーストサービスが入った時に１００パーセントの確率でポイントを獲得。序盤で３ゲーム連取に成功し先行する。第２セットでは第１ゲームで４度目のブレークチャンスを活かすと第５ゲームでもブレークに成功。セットカウント２－０とリードを広げる。

しかし、第３セット、世界ランク３０位のハチャノフに１７本のウィナーを決められると第４ゲームでブレークを許しセットカウント２－１とされる。迎えた第４セット、序盤で３ゲーム連取に成功。終盤でも３ゲーム連取に成功し、２時間５０分で勝利した。

ナダルは試合後にこの一戦を振り返り、次のようにコメントを残している。

「毎日を楽しんでいる。今日は間違いなく、復帰して以来最高のプレーができた。それはとてもポジティブで特別なことだ。このナイトセッションで、素晴らしい観客と一緒にプレイし、とても良い相手と対戦し、自分のレベルを上げることができたよ。この試合はとてもポジティブだし僕はとてもハッピーさ。1ヵ月半は、３０分以上練習できないこともあった。でも、今日はプレーを楽しめたよ」

「僕がライバルだということはみんな知っているから、ベストを尽くすし、もちろん目標のために戦うつもりだよ。でも、僕は毎日が新しい日だという状況にあるんだ。今日は特別な一日だった。 個人的にはとても重要な一日。僕はただ進み続けたい」

「明日以降、非常にタフな相手と対戦する。もちろん、今日は先ほども言ったように、復帰してから最もタフな相手と対戦することになった。でも、とてもいいレベルのテニスができたと思う」

勝利したナダルは４回戦で世界ランク６９位のＡ・マナリノ（フランス）と対戦する。マナリノは３回戦で第１８シードのＡ・カラツェフに7-6(7-4), 6-7(4-7), 7-5, 6-4で下しての勝ち上がり。

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