男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は7日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
D・メドベージェフは第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に6-4,3-6,3-6の逆転で敗れ、2年連続の大会制覇とはならなかった。
>>【YouTube】日本大学の全部員インタビュー、1部復帰 さらに王座優勝を目指す<<9月の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)決勝でジョコビッチを破って以来 約2カ月ぶりの激突となったこの日、メドベージェフは第1セットの第1ゲームでブレークに成功。第4ゲームでブレークバックを許すも第7ゲームで再びブレークに成功し、先行する。
第2セットでは、ファーストサービスが入った時に71パーセントの確率でポイントを獲得するも1度のブレークを許す。リターンゲームでは3度のブレークチャンスを活かせずセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセット、お互いにサービスキープが続いたものの第5ゲームでブレークを許すとジョコビッチに3ゲームを連取され、2時間15分で力尽きた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにメドベージェフのコメントを掲載している。
「彼(ジョコビッチ)は記録を更新し続けているから、人々は彼が成し遂げてきたことにより敬意を払い始めているように感じる。今年、彼は最も多くの週で1位になった記録を更新した。また、グランドスラムに20回出場し年間グランドスラムもほぼ達成した」
「今後、テニスに興味を持った人々がウィキペディアなどで結果を読み、必ず彼を目にすることになる。誰が多くの週で世界NO.1だったのかを知って、その時に人々は『なるほど、彼のやったことはすごい』と思うだろうね」
また、メドベージェフは、もしジョコビッチに2回連続で勝っていたらどうなるかという質問に対して、「心理的に彼よりも優位に立つことは不可能だ」と認めた。
「彼(ジョコビッチ)と対戦したとき、彼がリベンジしようとするだろうと思っていた。今日の試合では何が何でも勝ちたいという気持ちが伝わってきて、それが競争というものなのだと思ったよ」
一方、優勝したジョコビッチは2019年以来2年ぶり6度目の大会制覇を果たすとともに、「ATPマスターズ1000」の優勝回数が史上最多の37回となった。
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