女子テニスのシカゴ・フォール・テニスクラシック(アメリカ/シカゴ、ハード、WTA500)は29日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
B・ベンチッチ(スイス)が世界ランク130位のM・イングリス(オーストラリア)を5-7, 6-1, 6-0の逆転で破り、初戦突破を果たした。試合後には「スコアのことは考えず、ただひたすら頑張った」と振り返った。
>>ルブレフら サンディエゴOP組み合わせ<<この試合、10本のダブルフォルトを犯したベンチッチだったがファーストサービスが入った時に72パーセントの確率でポイントを獲得。リターンゲームでは9度のブレークに成功し、2時間10分で勝利した。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにベンチッチのコメントを掲載し「(第2セットで)大きく修正したことは、サーブだと思う。明らかにその点では多くの問題を抱えていたが、落ち着いて1ポイント1ポイントを大事にすることを心がけた」と語った。
「1年で多くの移動があるので、毎試合最高のプレーを期待することはできない。アメリカとヨーロッパを行き来し、室内と屋外でプレーするのはとても大変。(選手の)レベルは非常に近いので、自分がベストな状態でないときは相手に勝つチャンスがある」
勝利したベンチッチは3回戦で世界ランク53位の
T・マルティンコバ(チェコ)と対戦する。マルティンコバは2回戦で第13シードの
T・ジダンセク(スロベニア)を6-2, 7-5のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
E・スイトリナ(ウクライナ)、第5シードの
E・リバキナ(カザフスタン)、第9シードの
J・ペグラ(アメリカ)、第12シードの
V・クデルメトバ、第14シードの
V・アザレンカ、第16シードの
J・タイシュマン(スイス)らが3回戦に駒を進めている。
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