男子テニスのレーバーカップ(アメリカ/ボストン、ハード)は25日、大会2日目が行われ、世界ランク3位の
S・チチパス(ギリシャ)が同95位の
N・キリオス(オーストラリア)を6-3,6-4のストレートで破り勝利した。
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B・ボルグ(スウェーデン)率いるチーム・ヨーロッパと
J・マッケンロー(アメリカ)率いるチーム・ワールドが単複で3日間かけ対戦するエキシビションマッチ。大会初日の24日はシングルス3試合とダブルス1試合が行われ、チーム・ヨーロッパがシングルスで3勝。ダブルスではチーム・ワールドが1勝を返し終えていた。
大会2日目の第1試合に登場したチチパスは、ファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得。6度のブレークチャンスを与えたもののこれをすべて防ぐと、リターンゲームではキリオスに8本のサービスエースを決められるなか2度のブレークに成功し、1時間26分で快勝した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはチチパスのコメントが掲載されている。
「本当に興奮したよ。まず、僕の後ろにいるチームが後押ししてくれた。彼らのエネルギーは重要だ。今日はとても満足している。この試合では、たくさんの努力とハードワークが必要だった。かなり緊張したけど、最善の方法で試合を終わらせることができた」
チチパスとキリオスの一戦のあとには世界ランク4位の
A・ズベレフ(ドイツ)と同22位の
J・イズナー(アメリカ)が登場。ズベレフが7-6 (7-5),6-7 (6-8),[10-5]のフルセットで破り、チーム・ヨーロッパが5勝1敗とリードを広げた。
レーバーカップのチーム・ヨーロッパはチチパスとズベレフの他に、
D・メドベージェフ、
A・ルブレフ、
M・ベレッティーニ(イタリア)、
C・ルード(ノルウェー)、
F・ロペス(スペイン)が登録。一方のチーム・ワールドはキリオス、イズナー、
D・シャポバロフ(カナダ)、
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、
F・オジェ アリアシム(カナダ)、
R・オペルカ(アメリカ)、
J・ソック(アメリカ)が参戦している。
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