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ジョコ 腹痛の相手に同情

ノヴァーク・ジョコビッチ
(左から)ルーンとジョコビッチ
画像提供: ゲッティイメージズ
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は大会2日目の31日、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク145位のH・ルーンを6-1, 6-7 (5-7), 6-2, 6-1で破り、4年連続16度目の初戦突破を果たした。会見では試合中に腹痛を起こしたルーンについて「腹痛で動けなくなってもメディカルタイムアウトをとることができないのは厳しいルールでもある」と自身の見解を述べた。

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今大会で自身初の年間グランドスラムと四大大会の歴代最多21度目の優勝を狙うジョコビッチ。この試合では第2セットを落とすも、その後は腹痛を訴えるルーンを2時間15分で退けた。

ジョコビッチは試合後に「スタートからいいプレーができた。でも第2セットではうまくいっていたファーストサービスが入らなくなった。セットを取った彼の戦いを称えるよ」と語った。

「彼は不幸にもコート上で腹痛それが起こってしまった。その後あまりいいプレーができなくてタイムアウトが取れないのは難しい」

「選手は腹痛が起こらないように最大限気を配る。でも今回は起こってしまった。見ている観客たちにもあまりうれしいものでもないはず。タイムアウトすら取れないのは厳しいかもしれないが、ルールはルールだとも思うよ」

2回戦では世界ランク121位のT・フリークスポール(オランダ)と対戦する。フリークスポールは1回戦で同52位のJ・シュトルフ(ドイツ)をフルセットで下しての勝ち上がり。

同日の1回戦では第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)、第6シードのM・ベレッティーニ(イタリア)、第7シードのD・シャポバロフ(カナダ)、第13シードのJ・シナー(イタリア)、第17シードのG・モンフィス(フランス)、第21シードのA・カラツェフ、第22シードのR・オペルカ(アメリカ)、世界ランク56位の錦織圭らが2回戦へ駒を進めた。

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(2021年9月1日13時28分)



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