男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は21日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
A・ルブレフが第1シードの
D・メドベージェフを2-6, 6-3, 6-3の逆転で破り、大会初の決勝進出を果たした。試合後に「彼(メドベージェフ)に対抗できるという自信がついた」と振り返った。
>>YouTube【清水 悠太】と対決 安定感抜群のストローク披露、インタビュー後編<<>>YouTube【清水 悠太】ラケバ公開、錦織 圭からの助言とは。インタビュー前編<<この試合、ファーストサービスが入った時に73パーセントの確率でポイントを獲得したルブレフ。4度のブレークに成功して2時間21分で勝利し、これまで4連敗していたメドベージェフから初白星をあげた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでルブレフのコメントを掲載し「まだまだ改善すべき点はたくさんある。ただこの勝利は大学で卒業証書をもらうようなものだ」と語った。
「ゲームカウント2-6で第1セットを落とした時もポイントが拮抗していたので、スコアはこんなものではなかったはずだ。この試合はとても激しく、長いラリーも続き、肉体的にも精神的にも厳しいものだった」
勝利したルブレフは決勝で第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。ズべレフは準決勝で第2シードの
S・チチパス(ギリシャ)を6-4, 3-6, 7-6 (7-4)のフルセットで下しての勝ち上がり。
一方、敗れたメドベージェフは2019年以来2年ぶり2度目の決勝進出とはならなかった。
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