今月28日に本戦が開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は22日、男子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク500位の
望月慎太郎は160位の
H・ガストン(フランス)と対戦し、1-6, 6-2, 6-4の逆転勝ちをおさめた。
>>内山vsペニストン 1ポイント速報<<>>西岡vsセッピ 1ポイント速報<<現在18歳の望月は、2019年のウィンブルドンで、日本男子初のグランドスラムジュニアにおけるシングルス優勝を果たし、今大会はワイルドカード(主催者推薦)で予選から出場。
一方、20歳のガストンは2018年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)ジュニアのダブルスで優勝。ワイルドカードで本戦から出場した2020年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では、2回戦で
西岡良仁、3回戦で
S・ワウリンカ(スイス)を破る快進撃をみせ、4回戦では
D・ティーム(オーストリア)に敗れるも4-6, 4-6, 7-5, 6-3, 3-6の大熱戦を演じた。
第1セット、望月は第2ゲームでいきなりサービスブレークを許すと、第6ゲームもキープできず、1-6で落とす。
第2セットに入ると望月は積極的にネットプレーを織り交ぜてガストンのサービスゲームを攻略し、4ゲームすべてブレークに成功して6-2で取り返す。
ファイナルセット、望月は3度のブレークを許すもそれを上回る4度のブレークに成功し、1時間34分で勝利を手にした。
望月のほか日本勢では、予選第5シードで世界ランク117位の内山が初戦でワイルドカードで出場の世界ランク375位の
R・ペニストン(イギリス)と対戦。
添田豪は同218位の
S・スタコフスキ(ウクライナ)、
伊藤竜馬は182位の
E・イメル(スウェーデン)との組み合わせで、添田と伊藤がそれぞれ勝ち上がった場合は予選決勝で対決する。
予選1回戦は21日より開始予定だったが雨天により、全試合が22日に順延。3試合を勝ち抜くと本戦出場権が得られる。
ウィンブルドンは昨年、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で1968年のオープン化以降で初の中止に。今年は観客を会場のキャパシティの50パーセントを上限に動員するとし、男女シングルスの決勝が行われる7月10日、11日の2日間のみ、100パーセントを迎え入れる予定。
ウィンブルドンテニス
6/28(月)~7/11(日)
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