男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は4日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク43位の
錦織圭が同23位の
K・ハチャノフを6-7 (6-8), 6-2, 6-2の逆転で下し、2019年以来2年ぶり7度目の初戦突破を果たした。
>>錦織らマドリッドOP対戦表<<>>錦織vsズベレフ 1ポイント速報<<前週のミレニアム・エストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)を右足の外転筋の負傷により棄権していた錦織。この試合の第1セットでは強烈なフォアハンドを決めるハチャノフに対し、バックハンドのウィナーを連発するなど激しいラリー戦に。互いに2度ずつブレークし迎えたタイブレークでは、先にセットポイントを握るも取り切れずにセットを落とす。
第2セットは、流れを掴んだ錦織が開始から3ゲームを連取。その後もバックハンドでハチャノフの逆を突くウィナーを決めるなど試合を優位に進め、セットカウント1-1とする。
ファイナルセット、錦織は第4ゲームで先にブレークに成功する。フォアハンドのウィナーを決めるなどして、そのままリードを守り切り、2時間を超える熱戦を制した。
2回戦では第5シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。上位8シードは1回戦免除のため、ズべレフは2回戦からの登場。両者は4度目の対戦で、錦織の1勝2敗。
一方敗れたハチャノフは2019年以来2年ぶり2度目の2回戦進出とはならなかった。
今大会の第1シードは
R・ナダル(スペイン)、第2シードは
D・メドベージェフ、第3シードは
D・ティーム(オーストリア)、第4シードは
S・チチパス(ギリシャ)、第6シードは
A・ルブレフ、第7シードは
D・シュワルツマン(アルゼンチン)、第8シードは
M・ベレッティーニ(イタリア)。
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