国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

デルポ「別れ告げる」最後の相手はジョコ

フアン・マルティン・デル=ポトロ
フアン・マルティン・デル=ポトロ(画像は2023年)
画像提供: ゲッティイメージズ
男子テニスで元世界ランク3位のJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)は25日に自身のインスタグラムで動画を公開。負傷からのツアー離脱や最後の試合、そして幾度にわたる手術を明かした。

>>【総選挙!みんなで選ぼう!思い出の試合】回答すると全豪OPグッズ当たる!<<

>>テニス365運営メンバー募集中<<

2009年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)王者であるデル=ポトロは、2019年6月に右ひざを負傷しツアーを離脱。33歳となった2022年2月にはアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)にワイルドカードで出場し、1回戦でF・デルボニス(アルゼンチン)にストレート負けを喫した。その後は公式戦からは離れ、エキシビションマッチなどに度々出場している。

そのデル=ポトロも36歳に。25日にはインスタグラムに動画を掲載し、自身のインタビューを載せた。インタビューでは、2022年以降も復帰したい気持ちがあったこと、しかしその後も手術を受け、体が思うように動かなくなったことなどこれまで語られることのなかった約2年間を明かした。

「デルボニスと最後の試合をしたとき、みんなはそのことを知らなかったし、僕も誰にも言わなかった。翌日、スイス行きの飛行機に乗り、また膝の手術を受けたんだ。それが5度目の手術だった。それ以来、手術のことを公表することはなかったよ。フェデリコ(デルボニス)との試合前の記者会見で、おそらくこれが最後の試合になるだろうと言ったとき、僕は安らぎを得た。『デルポ、次はいつプレーするんだ』とか『また大会で会えるのか』とか。もう足の痛みに耐えられなかったんだ。スイスに行き、バーゼル近郊の村に2ヵ月ほど閉じこもった。手術もしたし、リハビリもしたけど、うまくいかなかった。2ヵ月半後『もうひとつ小さな病気が残っているから、もう1度手術する』と言われた。6回目の手術だ!その後、アメリカに行ってリハビリを続け、手術の合間には治療も試した。足と腰、背中に100本以上の注射をしたはずだ。いろんな医者に分析され、神経を焼かれ、腱を固定され。毎日毎日、苦しみが続くんだ。フェデリコとの最後の日から今日まで僕はそうしてきた。この試合は『さよなら、テニス』と言うためのものだったんだ。僕の体がもう、プレーすることを許さないのだから」

「最初の手術を受けたとき、医師から『3ヵ月後にはまたプレーできるようになる』と言われた。これは2019年6月のことだった。ストックホルム、バーゼル、パリの大会に申し込んだのは、医師から『あなたはプレーに間に合うから申し込んでください』と言われたからだ。それから最初の手術から今日まで、痛みなく階段を上ることはできていない。毎日行くタンディル(アルゼンチンの都市)までの4時間の旅では、途中で立ち止まって足を伸ばさなければならない。寝るときも痛くて、横を向くとピリピリして目が覚める。終わりのない悪夢のようだ。毎日、僕は解決策や医者、代替案を探し続けている。それでも見つからない。すべては最初の手術から始まった。本当は、そのことを考えるたびに嫌な感情がこみ上げてくる。でも、自分のありのままの姿を伝えることは、自分にとっていいことだし、僕はいつも一般の人たちとつながってきたし、このメッセージが他の人たちを勇気づけたり、助けたりできるかもしれない。僕の日常を伝える方法は、僕が望む方法ではない。実際、僕はとてもアクティブで、テニスだけでなく、スポーツをよくするのが好きだった。突然、僕が仲間を連れてサッカーに誘ったり、パデルをしに行って動画を撮ったりする。僕にとって、いまの状態はひどいことだ。スポーツの観点から見れば、僕がいつも好きだったテニスをするという幻想を奪われてしまったのだから」

「痛みのひとつは、アスリートにとって最も複雑なことであるけがなど、道中に現れる石ころだけど、もうひとつは精神的な痛みなんだ。そういう石に立ち向かったとき、正直、僕はとても力強く、強いと感じたし、いつも勝ってきた。僕は強かったけれど、1日の終わりには、自分がそんなに強いのかどうかわからないことに気づくんだ。膝のことは、自分に負けた気がしている」

デル=ポトロは12月1日、ブエノスアイレスでN・ジョコビッチ(セルビア)とエキシビションマッチを行うことを発表。自身はこの一戦をキャリアを締めくくるイベントだと語った。

「痛みなく生きたいから、いつか終わるといいな、と思っている。ダイエットを再開し、体重を落としてトレーニングも始めた。できるだけ健康な体になりたい。でも、今回はイベントで、別れを告げるショーなんだ。もう後戻りはできない。最後の仕上げはジョコビッチだ。彼はとても寛大で、来ることを受け入れてくれた。僕としては、個人的な瞬間を超えて、彼と人々にたくさんの愛を注いでほしい。ジョコビッチには、アルゼンチンやアルゼンチンのファンとの最高の思い出を作ってほしい。せめて1時間でも、2時間でも、3時間でも、少しでも足に安らぎがあって、最後にテニスコートの中で何かを楽しむことができたら、それはとても素敵なことだと思う。そして、ノヴァーク(ジョコビッチ)と一緒に、たくさんの愛と愛情に包まれた素敵なひとときを過ごし、あの夜のいい思い出を彼らに返すことができれば最高だね」


【30%OFF】ディアドラ
■最新ウエア・シューズ SALE開催中>


■関連ニュース

・シナー 年間世界1位に、母は涙
・錦織 圭「残念ながら勝てなかった」
・錦織 圭 世界ランク日本勢3番手に浮上

■おすすめコンテンツ

・テニス体験レッスン受付中
・無料ドロー作成ツール
・世界ランキング
(2024年11月27日8時24分)

その他のニュース

12月11日

全豪OP前哨戦 トップ10が5名出場 (17時20分)

ティーム 人道貢献賞受賞で手記公開 (15時42分)

錦織、大坂ら2025日本代表に選出 (12時52分)

思い出の試合【第14位】1996年フェドカップ 日本vsドイツ (11時32分)

世界1位シナー 2年連続で人気投票トップ (9時05分)

齋藤咲良、元世界14位にストレート勝ち (7時18分)

12月10日

豪を牽引したデ ミノーら共同受賞 (17時13分)

サバレンカ 最優秀選手賞を受賞 (15時21分)

内島と大坂がトップ100、9日付世界ランク (12時58分)

思い出の試合【第15位】2022年 レーバーカップ (11時54分)

西岡良仁が日本勢トップ 9日付世界ランク (9時08分)

世界19位、大坂の元コーチ招へい (7時29分)

12月9日

マレーら 今季引退の13選手一覧 (17時22分)

18歳の坂本怜「伸びしろしかない」 (15時36分)

ジョコ×マレーどうなる? (15時04分)

坂本怜 ヨネックスと総合契約 (14時21分)

思い出の試合【第16位】1995年 ウィンブルドン 4回戦 (11時14分)

【日本リーグ女子】4チームが無傷で2ndステージへ (9時05分)

【日本リーグ男子】1stステージ終了 (7時53分)

【動画】1995年フェドカップ ワールドグループ1回戦 日本vsドイツ 伊達公子vsグラフ (0時00分)

12月8日

坂本怜 飛躍の今季「ランクアップ」 (20時48分)

錦織圭が期待、坂本怜に「可能性」 (19時49分)

錦織圭 被災明かす「大変だった」 (18時59分)

出産から復帰後3大会で単複決勝へ (15時50分)

引退した国枝慎吾が小田凱人を撃破 (14時53分)

錦織圭とダニエル太郎が初対戦 (13時15分)

【1ポイント速報】錦織圭vsダニエル太郎 (11時58分)

思い出の試合【番外編】2010年 ウィンブルドン 1回戦  (11時25分)

【日本リーグ女子】島津製作所ら2連勝 (9時40分)

【日本リーグ男子】三菱電機ら3連勝 (8時54分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!