テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク35位の
錦織圭は同74位の
S・トラヴァグリア(イタリア)に4-6, 6-2, 6-7 (7-9), 6-4, 2-6のフルセットで敗れ、6年連続7度目の3回戦進出とはならなかった。3時間53分の死闘の末に力尽きた錦織は会見で「チャンスはあった。悔しい」と語った。
>>錦織vsトラヴァグリア 1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この日、錦織は第2セットを取ってセットカウント1−1に追いつき、第3セットでは3本のセットポイントを握るも、このチャンスを逃す。
その後、第4セットを取った錦織だったが、ファイナルセットではゲームカウント1−5と崖っぷちに立たされる。第7ゲームはブレークバックしたが、第8ゲームで再びブレークを許し、2回戦敗退となった。
復帰後4大会目となった全仏オープンについて、錦織は「今までで1番よかった。これまでのいい時には全く達してないですけど、感覚としては1番いい試合。リズムだったり感覚がつかめていれば、勝てた試合だった。どんどん試合をこなしていくしかない」と敗戦を喫すも手応えを得ていた。
「結果はなんでもよかった。5セットも2回できたので、よかったと思います」
一方、勝利したトラヴァグリアは3回戦で第2シードの
R・ナダル(スペイン)と対戦する。ナダルは2回戦で
M・マクドナルド(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
その他の日本勢では、世界ランク52位の
西岡良仁は2回戦敗退、同94位の
杉田祐一と同95位の
内山靖崇は初戦で姿を消した。
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