男子テニスで世界ランク４１位の錦織圭は５日にWOWOWのインスタグラムライブに登場し、２０２０年ツアーを振り返った。

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同日に錦織はWOWOWが主催する「開局30周年記念番組 WOWOWテニスフェスティバル2020」に登場。ライブトークで今シーズンを振り返った。

右ひじのけが、新型コロナウイルスを乗り越えて９月のジェネラリ・オープン（オーストリア/キッツビュール、レッドクレー、ATP250）で復帰した錦織は、１０月の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）を含む４大会に出場し、戦績を２勝４敗とした。

「なるべくポジティブにとらえようと思いながら過ごしてましたね。いい意味で言えば時間がしっかりできたので、特に肘のことに関してゆっくり戻していくことができたので焦る気持ちっていうのは少なかったと思います」

「いつ大会ができるっていうのが、延期延期っていう状態だったので、なるべく今できることをしっかりやってという風に思ってました」

約１年ぶりの復帰戦については「楽ではなかったですね。でも思ったよりもできたなって自分の中では印象があって、１年休んでた分テニスの感覚が練習ではできても試合ではできないってところが多くありました。それが最後の全仏まで感覚がなかなか戻ってくれなかったので大変な時は長かったです」と明かした。

「でもやっぱり１試合目に戻ってくるときは楽しかったです。楽しみな部分が多かったし、試合に出てこそ調子をとし戻せるので、ポジティブな気持ちで１試合目は臨めました」

今季は全仏オープン以降、肩のけがにより１０月２８日に今シーズンの終了を発表していた。

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