男子テニスのBNLイタリア国際（イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000）は１２日、シングルス１回戦が行われ、世界ランク３６位のＭ・フチョビッチ（ハンガリー）は第１４シードのＮ・バシラシヴィリ（ジョージア）に1-6, 6-7 (2-7)のストレートで敗れ、初戦敗退となった。

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この日、フチョビッチは第２セットのタイブレークでマッチポイントを握られると、バシラシヴィリの放ったサービスがインの判定となりゲームセットとなった。

これにフチョビッチは主審に、バシラシヴィリのサービスをフォルトと抗議。しかし判定は覆らず、後味の悪い結末となった。

コートを去る際にフチョビッチは、自身の携帯でサービスのマークがついた箇所を撮影。その写真をインスタグラムのストーリーに投稿し「試合の最後のポイント。やりたくはなかったけど、たくさんのリクエストをもらったから投稿した。もしボールがフォルトだったらダブルフォルトで、まだ自分にチャンスがあった。でも主審はオーバールールした」と綴った。

これに対し、世界ランク２０位のＤ・シャポバロフ（カナダ）はツイッターで「ホークアイ（チャレンジする際に活用されるシステム）をクレーコートの大会でも導入する必要がある」と自身の見解を示した。

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