男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)は9日、シングルス3回戦が行われ、第4シードの
R・フェデラー(スイス)が第15シードの
G・モンフィス(フランス)を6-0, 4-6, 7-6 (7-3)のフルセットで下してベスト8進出を果たすと同時に、1968年のオープン化以降で男子歴代2人目のシングルス通算勝利数1,200を達成した。
>>マドリッドOP男子対戦表<<>>マドリッドOP女子対戦表<<この日、ツアー通算101勝を誇るフェデラーはモンフィスに2本のマッチポイントを握られながらも逆転勝ち。元世界ランク1位の
J・コナーズ(アメリカ)の通算勝利数1,274に続く記録を打ち立てた。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトでフェデラーのコメントを掲載しており「思い通りにはならない。6-0, 6-0のスコアを期待するけど、そんなことは決して起きないんだ。それがスコアのシステムの素晴らしいところだとも思う。ファーストセットを取っても、セカンドセットではリセットされる」と振り返った。
3年ぶりにクレーの大会へ出場しているフェデラーは「けがからの病み上がりというわけではないから、みんなが僕を警戒していないわけではないと思う。今シーズンはいいスタートを切れているしね。過去にここマドリッドで優勝しているから、正直ここ数年クレーコートでプレーしていないからと言って僕の脅威が薄まることはないと思う」と続けた。
「クレーを数週間戦い続けることは、僕には十分な時間がない。だから普段はしないミスをしてもそれを受け入れ、次に活かさなければいけない」
準々決勝では、第5シードの
D・ティーム(オーストリア)と対戦する。ティームは3回戦で第10シードの
F・フォニーニ(イタリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
フェデラーはティームに2勝3敗と負け越しており、今年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)決勝では逆転で敗れている。
同日の3回戦では第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードの
R・ナダル(スペイン)、第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)、第8シードの
S・チチパス(ギリシャ)、第9シードの
M・チリッチ(クロアチア)、世界ランク34位の
S・ワウリンカ(スイス)も8強へ駒を進めた。
「男子テニスATPツアー マスターズ1000 マドリード」
【配信予定】
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■詳細・配信スケジュールはこちら>なお「全仏オープンテニス」は、5/26(日)開幕!
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