テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は23日、男子シングルス準々決勝が行われ、第8シードの
錦織圭は第1シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)と対戦したが1-6, 1-4の時点で途中棄権し、大会初のベスト4進出とはならなかった。
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佐藤次郎以来87年ぶりの4強入り、相手は苦手としている王者ジョコビッチ。大一番に挑んだ錦織だったが、準々決勝の大舞台で体は限界を迎えた。
会見では「強い痛みを右太ももに感じ、曲げると痛かった。ほとんどの動きが痛みに変わってしまった。そこから動けなくなってしまった。自分のサーブも思うように打てなかった。タフな試合が多かった。回復が難しかった。今回は長い試合も多かった。体の強さもまだまだ必要」と満身創痍だったことを明かした。
わずか52分で無念の途中棄権となった錦織だったが、今大会では劇的な勝利を重ねて勝ち上がってきた。そのうちの3試合はフルセットの死闘となった。
「もちろん疲れはありましたしたけど痛みではなかったので、頑張ればどうにかなるだろうと思っていた。1番きつい時に彼(ジョコビッチ)との対戦がくる」
開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で約3年ぶりのツアー優勝を果たし、今大会へ乗り込んでいた錦織は「試合によってアップダウンはありますけど、よくなってきている」と手応えを得ている。
最後に「グランドスラムの活躍が重要になってきますし、(ベスト)8以上を超えられないとすごく悔いが残る。ひたすら頑張っていくしかない」と前を向き、会見場を後にした。
一方、4強へ進出したジョコビッチは、準決勝で第28シードの
L・プイユ(フランス)と対戦する。プイユは準々決勝で第16シードの
M・ラオニッチ(カナダ)を下しての勝ち上がり。
「全豪オープンテニス」
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【放送予定】
2019年1月14日(月・祝)~27日(日)連日生中継[第1日無料放送]
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