男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は3日、シングルス準決勝が行われ、第3シードの
R・フェデラー(スイス)は第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)に6-7 (6-8), 7-5, 6-7 (3-7)のフルセットで敗れ、2011年以来7年ぶり2度目の決勝進出とはならなかった。
>>ジョコvsカチャノフ 1ポイント速報<<>>パリ・マスターズ対戦表<<この日、フェデラーは17本のサービスエースを決めるなどでブレークを許さなかった。ジョコビッチに握られた12本のブレークポイントをしのぐ粘りを見せたが、ファイナルセットのタイブレークではミスを重ね、3時間2分で力尽きた。
対戦成績はフェデラーの22勝25敗、ジョコビッチに4連敗となった。
男子テニス協会ATPの公式サイトには「いいレベルでプレーできたと思っている。悔やまれるものがある。今日のような接戦を逃すと、いつも悔やまれる」とフェデラーのコメントが掲載されている。
「でも、全体的にはいい大会だった。振り返ると、ここパリに来た甲斐があったと思う。最高の歓迎も受けた。いいテニスもできたから、うれしく思う」
ジョコビッチについては「明らかに波に乗っている。それは感じられた。最終的には、ほんのちょっとした違いだった」と称賛した。
「自分のテニスに満足している。バーゼルの時よりよかった。先週は優勝できたし、今週はベスト4だった。ノヴァークほどの腕が必要だった。だから仕方ない」
今後、フェデラーは11日からのNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)に出場する。
「先週はタイトルを獲得できたし、かなり自信になった。握られたブレークポイントをしのぐことができた。硬くならなかったし、緊張もしなかった。また試合をすることに慣れてきた。ロンドンでは最初の試合からトップ10プレーヤーと対戦する。それは簡単なことではない。気持ちはしっかりしている。ここで準決勝へ進出した。満足できる」
一方、3年ぶり5度目のパリ・マスターズ制覇に王手をかけたジョコビッチは、決勝で世界ランク18位のK・カチャノフと対戦する。22歳のカチャノフは準決勝で、第6シードの
D・ティーム(オーストリア)をストレートで下しての勝ち上がり。
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