テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は大会10日目の5日に行われる男子シングルス準々決勝で、第21シードの
錦織圭が2年ぶり3度目のベスト4進出をかけて第7シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。
>>錦織vsチリッチ 1ポイント速報<<>>錦織ら全米OP対戦表<<>>大坂ら全米OP対戦表<<今大会好調の錦織は1回戦から4回戦を通して「自信を持ってプレーできた」、「自信を持って攻めた」、「自信を持って振りきれた」など、会見で『自信』とう単語を何度も口にする。
今年7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で23年ぶりに日本人男子8強入りの快挙を成し遂げた錦織は、北米ハードコート・シーズンに入ると満足のいく結果を残すことができなかった。シティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)ではベスト8へ進出するも、以降のATPマスターズ2大会は早期敗退。
「夏はアップダウンがあった」と振り返る錦織だが、今大会前から「メンタル面で取り組んでいることはたくさんあります。ポジティブでいることは、チーム全体が意識していた」と明かした。
その取り組みを活かして初戦を圧勝すると、続く2回戦は
G・モンフィス(フランス)の途中棄権。第13シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)との3回戦は苦戦も強気な姿勢を貫いた。酷暑の中で行われた4回戦は終盤で手を焼くもストレート勝ちをおさめ、さらなる『自信』を手にした。
「自分を奮い立たせたり、常にポジティブでいることが必要になる」とコメントするように、試合中の闘志あふれるプレーはこれまで以上に印象的。ポイントを取った時の目は以前と比べるとギラついたようにも映る。2回戦はモンフィスに同情することなく「勝てて、うれしいです」と勝利への貪欲さも見せた。
また、自身が大切にするワードが書かれたノートを見てメンタル面を支えるなどもしている。
4回戦を終えた後にも錦織は『自信』の単語を使って現在の調子が上向きであることを述べ、「1試合1ポイントずつ戦えば、上にいくチャンスも出てくる」と上位進出への意欲も示した。
今大会で得た『自信』を胸に、準々決勝では2014年の全米オープン決勝の再現となるチリッチを迎え撃つ。
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