テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は初日の2日、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードの
R・フェデラー(スイス)が世界ランク58位のD・ラヨビッチを6-1, 6-3, 6-4のストレートで下して初戦突破を果たし、2連覇と9度目の優勝へ好スタートを切った。
>>錦織vsハリソン 1ポイント速報<<>>錦織らウィンブルドン対戦表<<>>大坂らウィンブルドン対戦表<<センターコートのオープニングゲームに前年度チャンピオンのフェデラーが登場すると場内は騒然。ウエアがこれまでのナイキではなく、ユニクロを着用して登場し、世界中が驚愕した。
試合は8本のサービスエースを決めたフェデラーが1度もラヨビッチにブレークチャンスを与えず、1時間19分で快勝。2回戦では、
L・ラコ(スロバキア)と予選勝者のB・ボンジー(フランス)の勝者と対戦する。
試合後の会見では「勝利も(ウエアの)契約も、とてもうれしい。こうしてウィンブルドンに戻ってこれたこともね。いいスタートが切れて、試合を楽しむことができた。第1セットや第2セットがいいと、試合をより楽しむことができる。1回戦へ臨むのはいつもプレッシャーや緊張がある」と述べた。
続けて、ユニクロのウエアについても語った。
「今日はユニクロのウエアを着用することにワクワクしていた。長い時間がかかった。コートではとてもいい気分だったし、助けになった」
ナイキの時に使用していたRFのロゴについては「現時点でRFのロゴはナイキにある。でも、ある時点で僕のものになる予定。ナイキは親切で協力的であってほしい。なるべく早くそうなることを願っている。自分やファンにとっても、とても大切なもの。永遠に彼等のものというわけではないのは、いいニュース。近い将来、私のものになる」と明かした。
「いつウエアを公に販売できるようになるかなどユニクロと明確にする必要がある。その全てが手続きの途中。来年の初めには僕のウエアを買えるようになると願っている。現時点では時間が必要なだけ」
また、前日にはウィンブルドンを2度制している元世界ランク1位の
A・マレー(イギリス)が開幕直前に棄権を発表した。
フェデラーは「元トップ選手にとって何でも可能にするためには、万全な状態で復帰することが最も大切なことだと思う。テニスのプレーを忘れることはない。自転車に乗ったり、歯を磨いたりすることと同じようなもの」とコメントした。
「体を万全な状態にする必要があるだけ。今はその時ではないようだ。それなら、なぜ(マレーが)前哨戦へ出場したのかと思うだろう。それは彼のチームのみ知ること。自分ができるアドバイスはそれだけ。復帰を急ぐと、いつも問題を引き起こすと実感した」
「時間が経つにつれて、どんどんよくなることを願っている。それで彼がこれからの1カ月で戻って来れるとしたら、それは最高のこと。それに1年がかかるのなら、それは仕方のないこと。万全な状態のアンディ・マレーをまた見たいと願っている。かつてトップ選手としてツアーにいて、友人でありライバル。僕が願うことはただそれだけ」
ウィンブルドンテニスをWOWOWにて連日生中継。
外出先でもオンデマンド配信で楽しめる!
【配信予定】
2018年7月2日(月)~7月15日(日)
■詳細・放送スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・フェデラー「気が狂いそう」・錦織 初戦相手「よく知ってる」・大坂 初戦「イライラしない」■おすすめコンテンツ
・錦織掲示板・選手フォトギャラリー・世界ランキング・スコア速報