7月2日に開幕するテニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は30日、第18シードの
大坂なおみが会見に登場した。
>>錦織らウィンブルドン対戦表<<>>錦織vsハリソン 1ポイント速報<<>>大坂らウィンブルドン対戦表<<昨年のウィンブルドンで3回戦へ進出している大坂は「今年は芝でいい試合がたくさんできていると感じている。去年と比べると、より気分よくプレーしている。去年は、ここ(ウィンブルドン)が初めてだった。今年はどんな感じか分かっている気がする。だから、今年の方がよりいい気持ちでいる」とコメントした。
芝での戦いについて「時々、ボールが不思議なバウンドをすることかも。でも、それ以外は、全てがとても楽しい」と述べた大坂は、初戦で世界ランク59位の
M・ニクルスク(ルーマニア)と対戦する。
ニクルスクはスライスを多用するなど、独特なプレーをする選手。
そのニクルスクとの1回戦に向けて、大坂は「いつも自分自身に冷静でいるようにしている。対戦相手のプレーにあまり混乱させられることはない。やらなければならないことをするまで。それがうまくいくことを願っている。イライラしたりしないようにしたい」と気を引き締めた。
また、ウィンブルドンは着用ウエアが白を基調とするなど、独特なルールがある。
「いつもは黒を着ているから、白を着なければならないのを見た時、ちょっと不思議に見えた。でも、そんなルールがある大会は特別だと思うし、尊重したい。外へ出てみんなが白を着ているのを見ると、ここがウィンブルドンなんだと感じることができる」
元世界ランク1位の
S・ウィリアムズ(アメリカ)が母親になってからウィンブルドンへ初の出場となることについては「自分が大好きな選手。彼女(セリーナ)のプレーを見ていなかったらテニスをしていなかったかもしれない。彼女が復帰して2大会目で対戦したのは本当に驚きだった。あれは、これまでの人生において最高の思い出の1つ。また彼女と対戦するチャンスがあるとしたら、それは本当に光栄なことになるはず」と述べた。
大坂は6月に行われた前哨戦のネイチャー・バレー・クラシック(イギリス/バーミンガム、芝、WTAプレミア)2回戦で途中棄権している。
「けがだった。3・4回目だった。けがをしている中でもプレーをしていたけど、回復へ悪い影響があった。プレーを再開するために、どれほどの時間がかかるかも分かるようになった。いいことではないけど、けがをしているかいないかを見極めるプロになっていると思う。プレー中はそこまで悪いと感じていない。なぜなら、試合中はアドレナリンなどが出ているから。途中でトレーナーを呼び、痛み止なども処方してくれる。同時に、どんな状況であれ負けたくはない。それが最大の理由だと思う」
いよいよ、ウィンブルドンテニス開幕!WOWOWにて連日生中継。
第1日は無料放送。外出先でもオンデマンド配信で楽しめる!
【配信予定】
2018年7月2日(月)~7月15日(日)
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