男子テニスのロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は22日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が第4シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を6-4、6-1のストレートで下して決勝進出を果たし、3連覇と11度目の優勝に王手をかけた。
>>錦織vsズベレフ 1ポイント速報<<>>錦織らモンテカルロ対戦表<<この試合、序盤3ゲームを連取する好スタートを切ったナダルだったが、第4ゲームから3ゲーム連取を許して追いつかれてしまう。その後もディミトロフの強打に苦戦するも、第10ゲームでこの日2度目のブレークに成功して第1セットを先取する。
続く第2セットも第2ゲームで先にブレークに成功。昨年のNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)覇者のディミトロフに1ゲームしか与えない完璧な試合運びで、ストレート勝ちをおさめた。
決勝では、世界ランク36位の
錦織圭と第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)の勝者と対戦する。
モンテカルロ・マスターズに14年連続15度目の出場となった世界ランク1位のナダルは、初優勝を飾った2005年から2012年にかけて前人未踏の8連覇を達成。昨年は決勝で
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)を下して2連覇とオープン化以降初となる同一大会で10度の優勝を飾る偉業を成し遂げた。
ナダルは今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で膝の負傷から復帰を果たすも、準々決勝を途中棄権。その後は再びツアーを離れたが、4月上旬の国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準々決勝 スペインvsドイツ(スペイン/バレンシア、レッドクレー)ではシングルスで2勝をあげ、母国の4強入りに大きく貢献した。
今大会は、初戦の2回戦で世界ランク58位のA・ベデネ(スロベニア)、3回戦で同38位の
K・カチャノフ(ロシア)、準々決勝で第5シードの
D・ティーム(オーストリア)を破って準決勝まで駒を進めていた。
一方、敗れた世界ランク5位のディミトロフは、大会初の決勝進出とはならなかった。
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【配信予定】
2018年4月15日(日)~4月22日(日)
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