女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、プレミア・マンダトリー)は16日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
S・ハレプ(ルーマニア)は世界ランク44位の
大坂なおみに3-6, 0-6のストレートで敗れ、2015年以来3年ぶり2度目の決勝進出とはならなかった。
>>大坂vsカサキナ 1ポイント速報<<BNPパリバ・オープンで2015年に優勝、四大大会では3度の準優勝を飾っている世界ランク1位のハレプは、この日、第1セットを落とすと失速。第2セットではファーストサービスのポイント獲得率が29パーセントまでに下がり、第1セットの第7ゲームから9ゲームを連取されて準決勝敗退となった。
女子プロテニス協会のWTAインサイダーのツイッターには、ハレプのコメントが掲載されている。
「試合に集中できてなかった。(第1セットの)3-4まではまぁまぁだったけど、それから(集中が)切れた。なぜか分からない。集中力を失った。彼女(大坂)の方が準備、プレー、試合に勝つことへの心構えができていた。私は違った」
「試合を戦うために、できる限りのことはやった。言い訳を探していない。何が起きたかを説明しただけ。私は準備できていなくて、間違った戦い方をした」
一方、2016年の東レ パン パシフィック オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード、WTAプレミア)以来2度目のツアー決勝進出を果たした20歳の大坂は、第20シードのD・カサキナと優勝を争う。大坂と同い年のカサキナは、準決勝で第8シードの
V・ウィリアムズ(アメリカ)を逆転で破っての勝ち上がり。
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