男子プロテニス協会のATPは10日に公式サイトで、ソフィア・オープン(ブルガリア/ソフィア、ハード、ATP250)シングルス準決勝で敗れた第1シードの
S・ワウリンカ(スイス)の試合後インタビューを特集した。
>>錦織vsルービン 1ポイント速報<<>>錦織らニューヨークOP対戦表<<>>杉田vsディミトロフ 1ポイント速報<<>>杉田らロッテルダム対戦表<<世界ランク15位のワウリンカは準決勝で、予選勝者の
M・バシッチ(ボスニア)に6-7 (6-8), 4-6のストレートで敗れ、初の決勝進出とはならなかった。
「僕は今週、前向きにいようとした、戦おうとした、ベストなテニスはできないと知りながらも決勝進出をかけて勝つチャンスはあった。今日の結果は残念だけど、持ち帰るポジティブなことはたくさんあった」
昨年に膝の手術を受けたワウリンカは、今年1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で復帰したものの、当時世界ランク97位の
T・サングレン(アメリカ)にストレート負けし、2回戦で敗退していた。
「難しいことは分かっていたが、3試合連続で戦って2試合勝てたことは前向きな結果だと思った。でも、試合に慣れていないから、(予想より)多くのエネルギーが必要だった。全体としては、毎日少しずつ良くなっていた。新しい何かを感じたけど、トップレベルに戻るにはまだ多くのやることがある」
この日、4度のブレークポイントを握りながらも1時間24分で敗れたワウリンカは「よくできてることもたくさんあるけど、これは自信を取り戻すためのもっとたくさんの試合を消化するプロセスの一環だね」と話した。
元世界ランク3位のワウリンカは最後に、「2試合の勝利は本当に前向きなことだった。今日の準決勝で、もう1試合勝ちたかったけど、今週の前向きだったことを持ち帰らないとね」と締めくくった。
グランドスラム3勝を誇るワウリンカは、12日に開幕するABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)に第5シードで出場予定。1回戦でワイルドカード(主催者推薦枠)で出場のT・グリークスプア(オランダ)と対戦する。


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