男子テニスのシドニー国際(オーストラリア/シドニー、ハード、ATP250)は10日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク167位の
A・デ ミナー(オーストラリア)は第7シードの
D・ズムル(ボスニア)が6-2, 3-0時点で途中棄権を申し入れたため、思わぬ形でベスト8進出を果たした。
この日、デ ミナーはズムルに1度もブレークさせずに第1セットを先取。続く第2セットはゲームカウント3-0とリードしたところで、ズムルが左ハムストリングの肉離れにより途中棄権を申し入れた。
準々決勝では、世界ランク36位の
F・ロペス(スペイン)と対戦する。ロペスは2回戦で、第3シードの
D・シュワルツマン(アルゼンチン)をストレートで下しての勝ち上がり。
18歳のデ ミナーは、前週のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で
M・ラオニッチ(カナダ)らを破り、ツアー初の4強入りを果たす快進撃を見せた。15日からの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)には、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場する。
また、同日には昨年覇者で第2シードの
G・ミュラー(ルクセンブルグ)がワイルドカード(主催者推薦枠)で出場の
J・ミルマン(オーストラリア)を7-6 (7-5), 6-4のストレートで破って準々決勝進出を果たした。
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