全米テニス協会のUSTAは8日、アメリカ航空宇宙局のNASAと協力し、宇宙空間でミニテニスをする試みが計画されていることを公式サイトで明かした。
2018年3月9日に、NASAの宇宙飛行士であるA・J・フォイステル氏が、同じ宇宙飛行士であるR・アーノルド氏、乗組員でロシアの宇宙局であるロスコスモスのO・アーテミエフ氏と共にエクスペディション55のメンバーとして宇宙へ飛び立つ。
熱心なテニス愛好家でありファンでもあるフォイステル氏にとって3度目の宇宙飛行となる今回は、彼にとってこれまで以上に冒険的なものになるかもしれない。2本のミニラケットとボールがUSTAから提供され、フォイステル氏の宇宙での仕事とテニスへの情熱が組合わさり、宇宙でテニスをすることになる。
3人は国際宇宙ステーションでエクスペディション55の他のメンバーと合流する予定で、その国際宇宙ステーションでは、6カ月で250もの調査を行い、地球上では不可能な地球や宇宙、物理学や生物学に関するより発展したテクノロジーを実演することになっている。
ミシガン州出身で地質学の博士号を取得しているフォイステル氏が最初に宇宙飛行士としてNASAに選ばれたのは2000年。その後、2度の宇宙飛行を経験して29日間を過ごし、42時間を越える宇宙遊泳も経験している。
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