男子テニスで世界ランク40位の
杉田祐一は27日、自身の公式ブログに「手術の内容ですが、名前としては胸腔鏡下後縦隔腫瘍摘出術となりました」と先日受けた手術の詳細を投稿した。
15日に手術の成功を報告していた杉田は「肺の癒着等もなく、予定通りの手術となったため、今週から動き始められそうです‼ 神経由来の腫瘍だったため、上半身の右半分だけ汗をかかなくなったのですが、グリップが滑らなくなるメリットも出ました」と術後の経過を綴った。
現在29歳の杉田は、今年7月のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)で日本男子史上3人目のツアー優勝を達成。10月には楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)で8強入りし、世界ランキングで
松岡修造を抜き、
錦織圭に次ぐ日本男子史上2人目の30位台へ浮上した。
「さて、ここから始動開始です。ここまで長いことテニスから離れたことが無かったので、じっくりと戻していきたいと思います」と意気込んだ杉田は「今年は日本でのトレーニングを選びます。リハビリ等もチームと連帯してやっていきたいと思います」と今後について明かした。
「新たなステージに向けのスタートです。この1ヶ月でどこまで新しい物を見つけることができるか楽しみです」
2018年は、
大坂なおみと出場するエキシビションの国別対抗戦 ホップマンカップ(オーストラリア/パース、ハード)、ASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)に参戦することを表明している。
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