日清食品ホールディングス株式会社は24日に都内で記者会見を行い、男子テニスで世界ランク352位で19歳の
綿貫陽介との所属契約締結を発表。同社所属のプロテニス選手は
錦織圭、
大坂なおみに続いて3人目。
綿貫は昨年に当時18歳で全日本テニス選手権大会(東京/有明コロシアム、ハード)を制し、史上2人目の10代優勝を果たす快挙を成し遂げた。
今年からはボブ・ブレッド氏をコーチにつけて下部大会へ出場している綿貫へ、錦織は「攻めるフォアハンドに関しては、世界のトップクラスだと思っている」と期待を寄せていた。
綿貫は「今年はチャレンジャーやフューチャーズを回っていた。来年からはATPツアー250や500にどんどん挑戦していく。その中で自分の存在感を出すことを最優先にして、ツアー1・2回戦に勝って、ベスト8や運が良ければ優勝を狙っていきたい」と抱負を語った。
来シーズンに向けて錦織は「(右手首のけがは)いつ治るかわからないので、焦らないようにしたい。1月のブリスベンを目指していますけど、2月・3月になるかもしれない。なるべく焦らず、しっかり治してからツアーへ戻りたい」、大坂は「いい結果を出していきたい。1つ1つの試合でベストを尽くして、ランキングを上げていきたい」と語った。
また2020年の東京オリンピックについて、錦織は「まだ2年半ある。金メダルを狙っていきたい。この3人で頑張っていきたいです」と意欲を見せた。
綿貫は「オリンピックの舞台に立てるランキングにいくというのが必要条件になってくるので、そこまで必死にもがいて、早く2人に追いつきたい。もしオリンピックでダブルスを組んでいただけるのであれば、一緒に頑張りたいと思います」と述べた。


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