男子テニスのクレムリン・カップ(ロシア/モスクワ、ハード、ATP250)は22日、シングルス決勝が行われ、第6シードの
D・ズムル(ボスニア)が世界ランク169位の
R・ベランキス(リトアニア)を6-2, 1-6, 6-4のフルセットで下し、今季2勝目をあげた。
>>杉田らスイス室内 対戦表<<>>杉田vsシャポバロフ 1ポイント速報<<決勝戦、ズムルはベランキスに1度もブレークを許すことなく第1セットを先取するが、続く第2セットではわずか1ゲームしか取れずに落としてセットカウント1-1に。
その後、ファイナルセットではベランキスに握られた6度のブレークチャンスを全てしのぎ、自身は1度のブレークチャンスをものにしてリードすると、その後も守りきり1時間39分で勝利を手にした。
勝利が決まった瞬間、ズムルはラケットから手を離して陣営のもとへ駆け寄り、大きな声で喜びを爆発させた。
25歳のズムルは、今年9月のサンクトペテルブルグ・オープン(ロシア/サンクトペテルブルグ、ハード、ATP250)でノーシードから勝ち進み、決勝では
F・フォニーニ(イタリア)を逆転で破ってツアー初優勝を飾った。
四大大会では、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で3回戦に進出している。
今後は、23日開幕のエルステ・バンク・オープン(オーストリア/ウィーン、ハード、ATP500)に出場。1回戦ではまたもズムルと顔を合わせる組み合わせとなった。
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