男子テニスの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)は6日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク40位の
杉田祐一は同31位の
A・マナリノ(フランス)に2-6, 4-6のストレートで敗れ、大会初のベスト4進出とはならなかった。
>>杉田ら楽天オープン対戦表<<今年だけで4度目の顔合わせとなったこの試合、杉田は第1セットの第2ゲームでいきなりブレークに成功するも、第3ゲームからマナリノに6ゲーム連取を許してこのセットを落とす。
第2セット、第4ゲームで9度におよぶデュースの末にブレークに成功した杉田だったが、続く第5ゲームですぐにブレークバックを許して振り出しに。
その後はロングラリーでミスするなど流れに乗り切れず、第10ゲームでは粘りを見せるも取り切れずに敗れた。
マナリノとの対戦成績は、杉田の2勝3敗となった。
29歳の杉田は今大会、1回戦で
B・ペール(フランス)、2回戦で第3シードの
M・ラオニッチ(カナダ)と対戦したがいずれも途中棄権となり、体力を温存した状態で準々決勝へ挑んでいた。
今年7月のアンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)で
松岡修造、
錦織圭に次ぐ日本男子史上3人目のツアー初優勝を果たし、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)では大会初勝利をあげた。
一方、勝利したマナリノは第1シードの
M・チリッチ(クロアチア)と対戦する。今大会は、1回戦で
添田豪、2回戦で
J・ヴェセリ(チェコ共和国)を下しての勝ち上がり。
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