女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2017(東京/有明コロシアム、ハード、プレミア)は24日、シングルス決勝が行われ、2連覇と3度目の優勝を果たした第3シードの
C・ウォズニアッキ(デンマーク)が試合後の会見で「東京の大会はいつも楽しんでいるし、ここのコートは私のスタイルに合っている。優勝することが出来てハッピー」とコメントした。
>>東レPPO 対戦表<<「A・パブリチェンコワは力がある、パワー溢れる選手だから、彼女を動かしていくというのが重要な要素になってくると思っていた」
この日、ウォズニアッキはミスの少ないテニスで1度もブレークポイントを与えることなく、わずか20分で第1セットを先取。
続く第2セットでは、パブリチェンコワの強打に苦しみ、ウィナーを決められるなどポイントを先行出来ずにいたが、最後は第11・12ゲームを連取して頂点に立った。
ウォズニアッキは「第1セットでは自分が組み立てたやり方がとても上手く働いたし、全て自分の思い通りの形が出来ていたと思う。」
「第2セットに入ってからパブリチェンコワのサーブが良くなってきたから、簡単にはこちらもブレークすることが出来なかった。けれど、全体を通して見ると、とても良い形で試合を進められたと思う」と決勝を振り返った。
今シーズンは、ここまで6大会で決勝進出を果たすも準優勝。7度目の決勝進出となった今大会で、念願の優勝を飾ったことについては「本当に最高の気分。今日は試合の中でもずっと集中力を継続し、アグレッシブでポジティブにいけたと思う」と喜びを語った。
最後に、残りわずかとなった今シーズンに向けて「いい形でシーズンを終えることができるように集中していきたいと思ってる」と締めくくった。
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