女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2017(東京/有明コロシアム、ハード、プレミア)は23日、シングルス準決勝が行われ、2年連続の決勝進出を果たした第3シードの
C・ウォズニアッキ(デンマーク)が試合後の会見で「いい試合をしたと思う。とてもアグレッシブなプレーができたし、サービスもリターンも上手くいった」と振り返った。
>>東レPPO 対戦表<<この日、世界ランク1位で第1シードの
G・ムグルサ(スペイン)と対戦したウォズニアッキは、終始試合の主導権を握り、反撃の隙を与えずに6-2, 6-0の快勝で決勝進出を決めた。試合時間は1時間。
前日は、第5シードの
D・チブルコワ(スロバキア)と白熱した準々決勝を繰り広げた。ファイナルセットの第5ゲーム途中でチブルコワが途中棄権したため、準決勝へ駒を進めていた。
前日とは対照的な勝ち上がり方に対し、ウォズニアッキは「(準々決勝の)チブルコワ選手との試合がとても大変だったから、準決勝への気持ちの準備がさらに整って、どんなタフな試合になっても頑張れるという自信がついたのかもしれない」とコメント。
東レ パン パシフィック オープンテニストーナメントとは相性が良く、これまで3度決勝へ進出し、2度の優勝と1度の準優勝を飾っている。昨年は決勝で
大坂なおみを下してタイトルを獲得した。
「トーナメントによって、気分が良いトーナメントがある。この大会は本当に毎年いい大会。コートもボールも自分に合ってるし、皆がいつも以上に応援してくれるから、それでさらに頑張ろうと思う」
決勝では、世界ランク23位の
A・パブリュチェンコワ(ロシア)と対戦する。パブリュチェンコワは、同日の準決勝で第7シードの
A・ケルバー(ドイツ)を破っての勝ち上がり。
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