女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント2017(東京/有明コロシアム、ハード、プレミア)は22日、シングルス準々決勝が行われ、昨年覇者で第3シードの
C・ウォズニアッキ(デンマーク)は第5シードの
D・チブルコワ(スロバキア)が3-6, 7-6 (7-5), 3-1の時点で途中棄権したため、思わぬ形でベスト4進出を果たした。
>>二宮組 準決勝 1ポイント速報<<>>東レPPO 対戦表<<この日、ファーストサービスが入った時のポイント獲得率を48パーセントと落としたウォズニアッキは、チブルコワに2度サービスゲームを破られ、第1セットを落とす。
第2セットは、互いに4度ずつブレークし合う展開となるも、ウォズニアッキがタイブレークをものにしてセットカウント1-1に。
迎えたファイナルセット、ウォズニアッキが先にブレークに成功。ゲームカウント3-1とリードを広げたところでチブルコワが途中棄権を申し入れ、2時間27分でゲームセットとなった。
途中棄権となったチブルコワ
準決勝では、第1シードの
G・ムグルサ(スペイン)と対戦する。ムグルサは、準々決勝で第9シードの
C・ガルシア(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。
昨年の東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント決勝で
大坂なおみを下して大会2度目の優勝を飾った世界ランク6位のウォズニアッキは今大会、初戦の2回戦で
S・ロジャース(アメリカ)を逆転で破って準々決勝へ駒を進めていた。
今シーズンは6大会で決勝進出を果たすも、未だタイトル獲得に至っていない。四大大会では、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)でベスト8進出を果たした。
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