男子テニスのモゼール・オープン(フランス/メッツ、ハード、ATP250)は22日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
D・ゴファン(ベルギー)は第7シードの
B・ペール(フランス)に6-7 (3-7), 7-5, 6-7 (7-9)のフルセットの末に敗れ、2年連続のベスト4進出とはならなかった。
この日、タイブレークの末に第1セットを落としたゴファンは、続く第2セットではペールに1度もブレークチャンスを与えずに取り返しセットカウント1-1に。
その後、ファイナルセットではこの試合2度目のタイブレークへ突入。一進一退の攻防が続く中、最後はペールにポイント連取を許し、2時間24分の激闘に終止符が打たれた。
26歳のゴファンは、シーズン前半の2大会で準優勝を果たすなど活躍を見せていたが、6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で転倒。その後約1カ月の戦線離脱を余儀なくされた。
復帰後は早期敗退が続くも、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)ではベスト16へ進出した。
一方、勝利した世界ランク41位のペールは、大会初の4強入りを果たした。7月のウィンブルドン(イギリス/ウィンブルドン、芝、グランドスラム)で4回戦へ進出して以降は早期敗退が相次ぐ苦しいシーズンを送っていた。
準決勝では、
N・バシラシヴィリ(グルジア)と対戦する。
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