男子テニスのモゼール・オープン(フランス/メッツ、ハード、ATP250)は21日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
D・ゴファン(ベルギー)が元世界ランク9位の
N・アルマグロ(スペイン)を3-6, 6-3, 6-3の逆転で下し、2年連続のベスト8進出を果たした。
今大会は上位4シードが1回戦免除のためこの日が初戦だったゴファンは、第1セットで1度もブレークポイントを握ることができず落とす。しかし第2セットを1ブレーク差で奪うと、ファイナルセットではサービスゲームでアルマグロにわずか4ポイントしか与えず、1時間33分で勝利した。
準々決勝では、第7シードの
B・ペール(フランス)と対戦する。
26歳のゴファンは今シーズン前半で2度準優勝を果たすなど活躍を見せたが、6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で転倒。その後は約1カ月の戦線離脱を余儀なくされた。
復帰後は早期敗退が続くも、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)ではベスト16進出で復活を印象づけた。
一方、敗れたアルマグロは現在世界ランキング131位だが、通算13のツアータイトルを獲得している実力者。今シーズンはBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)2回戦で左膝を負傷。全仏オープンでも2回戦で怪我が再発し、復帰に2カ月を要した。
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