男子テニスのサンクトペテルブルグ・オープン(ロシア/サンクトペテルブルグ、ハード、 ATP250)は21日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
JW・ツォンガ(フランス)が世界ランク57位の
J・ソウサ(ポルトガル)を7-6 (7-1), 3-6, 6-2のフルセットで下し、初のベスト8進出を果たした。
今大会、上位4シードは1回戦免除のため、ツォンガはこの日が初戦だった。
この試合、16本のサービスエースを放ったツォンガはファーストサービスが入ったときに90パーセントの確率でポイントを獲得。1度しかブレークを許さず、2時間9分で勝利を手にした。
準々決勝では、第8シードの
J・シュトルフ(ドイツ)と対戦する。シュトルフは、2回戦で世界ランク70位の
T・ファビアーノ(イタリア)をストレートで破っての勝ち上がり。
世界ランク18位のツォンガは今季、シーズン前半の3大会でタイトルを獲得していたが、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以降は早期敗退が続いていた。
前週の国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準決勝 フランス対セルビア(フランス/リール、レッドクレー)ではエースとして2勝をあげ、決勝進出に大きく貢献した。
また、その他のシード勢は、第1シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、第3シードの
F・フォニーニ(イタリア)、第7シードの
V・トロイキ(セルビア)も準々決勝に進出。第5シードの
P・コールシュライバー(ドイツ)は2回戦を棄権した。
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