男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は18日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク23位の
N・キリオス(オーストラリア)が第1シードの
R・ナダル(スペイン)を6-2, 7-5のストレートで破り、初のベスト4進出を果たした。
>>キリオスvsフェレール 1ポイント速報<<>>W&Sオープン対戦表<<この日、世界ランク1位返り咲きが確定しているナダルに、攻撃的なテニスで対抗した22歳のキリオスは第2セットの第10ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチを迎えたがブレークバックを許した。
しかし、第11ゲームで再びブレークに成功すると、第12ゲームのマッチポイントでは10本目のサービスエースを決め、1時間20分で終止符を打った。ナダルに勝利したのは2014年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)4回戦以来3年ぶりだった。
試合後、キリオスはカメラのレンズへサインをする際に、スペインのバルセロナで起きたテロ事件を受けて「Barcelona」と書き、哀悼の意を表した。
四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初優勝を狙うキリオスは、準決勝で元世界ランク3位の
D・フェレール(スペイン)と対戦する。フェレールは準々決勝で第3シードの
D・ティーム(オーストリア)をストレートで破っての勝ち上がり。
同日の準々決勝では
杉田祐一が第7シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)(ブルガリア)に挑んだが、ストレートで敗れた。
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