男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は3日、シングルス3回戦が行われ、第2シードの
錦織圭が第13シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)との深夜の戦いを6-4, 7-5のストレートで制し、2年ぶり3度目のベスト8進出を果たした。
>>錦織 準々決勝1ポイント速報<<>>錦織らシティOP対戦表<<この日は雨による悪天候の影響で試合開始が大幅に遅れ、現地4日の深夜0時を過ぎた時点で両者はコートへ入場。
過去にシティ・オープンを3度制しているデル=ポトロに対し、錦織はファーストサービスが入った時に100パーセントの確率でポイントを獲得。さらに1ブレークに成功し、第1セットを先取。
第2セットは第1ゲームでブレークする好スタートを切ったが、第8ゲームでブレークを許した。第10ゲームでは3本のセットポイントを握られたが、このピンチをしのぐと第11・第12ゲームを連取し、リオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)銀メダリストのデル=ポトロを退けた。
試合終了時刻は現地4日の深夜2時を過ぎていた。
準々決勝では、世界ランク225位の
T・ポール(アメリカ)と対戦する。20歳のポールは3回戦で第11シードの
G・ミュラー(ルクセンブルグ)を逆転で下しての勝ち上がり。
同日の3回戦では第3シードの
M・ラオニッチ(カナダ)がベスト8進出、第1シードの
D・ティーム(オーストリア)と第4シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)は3回戦で姿を消した。


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