男子テニスのクロアチア・ウマグ・オープン(クロアチア/ウマグ、レッドクレー、ATP250)は21日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
D・ゴファン(ベルギー)は世界ランク412位の
I・ドディグ(クロアチア)に5-7, 3-6のストレートで敗れ、ベスト4進出とはならなかった。
今年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)3回戦で転倒してツアーから離脱していたゴファンは今大会で復帰。1回戦では世界ランク174位のA・バラージュ(ハンガリー)をフルセットで下し、ベスト8へ駒を進めていた。
この日は元世界ランク29位のドディグに4度のブレークを許し、1時間32分で敗れた。
勝利したドディグは、準決勝で19歳の
A・ルブレフ(ロシア)と対戦する。ルブレフは準々決勝で第3シードの
F・フォニーニ(イタリア)を逆転で破っての勝ち上がり。
32歳のドディグは近年ダブルスに力を入れており、2015年の全仏オープンでは
M・メロ(ブラジル)とのペアで四大大会初優勝を飾っている。
シングルスでは2011年のPBZザグレブ・インドア(クロアチア/ザグレブ、ハード、ATP250)でツアー初のタイトルを獲得。今年は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で予選を突破し、1回戦で
D・イストミン(ウズベキスタン)に敗れた。


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