8月28日に開幕するテニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は19日、本戦出場選手のエントリーリストを発表し、日本勢男子からは世界8位の
錦織圭、同43位の
杉田祐一、同90位の
西岡良仁、同91位の
ダニエル太郎が出場する。
17日付の世界ランキングをもとに、上位99選手が選出されている。
2014年に四大大会初の準優勝を飾った錦織は、今年で8年連続10度目の出場。昨年は準々決勝で当時世界ランク2位だった
A・マレー(英国)をフルセットで破ったが、準決勝で
S・ワウリンカ(スイス)に敗れた。
また、クレーコートシーズンとグラスコートシーズンで活躍を見せ、アンタルヤ・オープン(トルコ/アンタルヤ、芝、ATP250)でツアー初タイトルを獲得した杉田は本戦初出場となる。これまで予選には8度出場していたが、いずれも突破はならなかった。
ダニエル太郎は2年ぶりの出場。3年前に本戦進出を果たした際は、1回戦で当時世界ランキング6位の
M・ラオニッチ(カナダ)に敗れている。
またトップからは、マレーや10度目の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)制覇を成し遂げた
R・ナダル(スペイン)、ウィンブルドンで史上最多8度目の優勝を果たした
R・フェデラー(スイス)ら出場予定となっている。
昨年の全米オープンでは、ワウリンカが
N・ジョコビッチ(セルビア)を逆転で下して大会初優勝を飾った。
■錦織圭
・8年連続10度目の出場
・2014年に準優勝
■杉田祐一
・初の本戦ストレートイン
■西岡良仁
・4年連続4度目の出場
・2015年に予選を突破し、本戦2回戦進出
■ダニエル太郎
・初の本戦ストレートイン
・2014年に予選を突破し、本戦に出場
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