テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は大会初日の3日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク58位の
A・ベデネ(スロベニア)が第21シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)との激闘を6-7 (5-7), 7-6 (8-6), 6-7 (7-9), 7-6 (9-7), 8-6のフルセットで制し、2年ぶりの2回戦進出を果たした。
>>錦織vsスタコフスキ 1ポイント速報<<>>ウィンブルドン対戦表<<この日、第4セットまですべてのセットでタイブレークにもつれる大接戦となったが、ベデネはファイナルセットでカルロビッチに1度もブレークを許さず、4時間24分で勝利を手にした。
2回戦では、世界ランク83位の
D・ズムル(ボスニア)と対戦する。ズムルは1回戦で同89位の
R・オリーヴォ(アルゼンチン)をストレートで下しての勝ち上がり。
27歳のズムルは今季、下部大会のATPチャレンジャー3大会でタイトルを獲得し、4月のガスプロム・ハンガリアン・オープン(ハンガリー/ブダペスト、レッドクレー、 ATP250)で、キャリア2度目のツアー決勝に進出。芝初戦のリコー・オープン(オランダ/スヘルトヘンボシュ、芝、ATP250)では、ベスト8進出を果たして今大会に臨んでいる。
一方、敗れたビッグサーバーのカルロビッチは、44本のサービスエースを放つも3年連続の2回戦進出を果たすことは出来なかった
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