男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は23日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク38位の
K・カチャノフ(ロシア)がワイルドカードで出場の
A・ルブレフ(ロシア)を7-6 (10-8), 4-6, 6-3のフルセットで下し、大会初のベスト4進出を果たした。
>>ガスケvsハーセ 1ポイント速報<<>>フェデラーvsマイヤー 1ポイント速報<<>>ゲリー・ウェバーOP対戦表<<この日、19本のサービスエースを放ったカチャノフが2時間16分にわたる接戦をものにした。
準決勝では、2年ぶり9度目の優勝を狙う第1シードの
R・フェデラー(スイス)と昨年覇者の
F・マイヤー(ドイツ)の勝者と対戦する。
今大会は、1回戦で
G・シモン(フランス)にフルセットで勝利。2回戦では第3シードの
錦織圭の途中棄権により準々決勝に駒を進めていた。
21歳のカチャノフは、昨年9月の成都オープン(中国/成都、ハード、ATP250)ツアーのタイトルを獲得。今シーズンはバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/ バルセロナ、レッドクレー、ATP500)とリヨン・オープン(フランス/リヨン、レッドクレー、ATP250)でベスト8入り、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では四大大会初のベスト16進出を果たした。
一方、同胞対決に敗れた19歳のルブレフは、ツアー初のベスト4進出とはならなかった。


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