男子テニスツアーのリコー・オープン(オランダ/スヘルトヘンボシュ、芝、ATP250)は16日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)がラッキールーザーの
J・ベネトー(フランス)を6-0, 6-4のストレートで下し、大会初のベスト4進出を果たした。
>>メルセデス対戦表<<この日、ベネトーに1ゲームも与えずに第1セットを先取した世界ランク10位のズベレフは、続く第2セットでもブレークチャンスを与えない完璧な試合展開を見せ、わずか56分で勝利を手にした。
準決勝では、第4シードの
G・ミュラー(ルクセンブルグ)と対戦する。ミュラーは第8シードの
A・ベデネ(スロベニア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
現在20歳のズベレフは今シーズン、2月の南フランスオープン(フランス/モンペリエ、ハード、ATP250)と5月のBMWオープン(ドイツ/ミュンヘン、レッドクレー、ATP250)、そして四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」であるBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)でタイトルを獲得。
世界ランキングでは初のトップ10入りとなる10位を記録した。しかし、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)では
F・ベルダスコ(スペイン)に敗れて初戦敗退を喫していた。
同日に行われた準々決勝では、第1シードの
M・チリッチ(クロアチア)と第3シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)も4強入りを果たし、トップ4シードが準決勝へ駒を進めた。


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