テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は4日、男子シングルス3回戦が行われ、第8シードの
錦織圭が世界ランク67位のチャン・ヘヨンとの2日間にわたる日韓戦を7-5, 6-4, 6-7 (4-7), 0-6, 6-4のフルセットで制し、辛くも3年連続4度目のベスト16進出を果たした。
>>錦織vsベルダスコ1ポイント速報<<>>錦織ら全仏OP対戦表<<この試合は3日に行われたが、雨の悪天候により4日へ順延。前日は流れがチャンへ傾き、トレーナーに腰の辺りを診てもらうなどの悪い流れだったため、錦織にとって恵みの雨となった。
再開後、ミスが目立つ錦織は、1ゲームも奪うことが出来ず第4セットを落とす。迎えたファイナルセット、角度をつけたストロークでポイントを先行した錦織が2度のブレークに成功し、2日間におよぶ接戦を制した。
4回戦では、世界ランク37位の
F・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。両者は今回が6度目の対戦で、錦織の3勝2敗。3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)3回戦では、錦織がフルセットで勝利している。
ベルダスコは3回戦で第22シードの
P・クエバス(ウルグアイ)をストレートで下しての勝ち上がり。
今大会は、初戦で21歳の
T・コキナキス(オーストラリア)に逆転勝利。2回戦では世界ランク74位のJ・シャーディをストレートで下して3回戦へ駒を進めていた。
一方、敗れた21歳のチャンは、四大大会初のベスト16進出とはならなかった。
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