男子テニスのエストリル・オープン(ポルトガル/エストリル、レッドクレー、ATP250)は2日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク73位の
杉田祐一は第5シードの
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に1-6, 3-6のストレートで敗れ、初戦敗退となった。
前週のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)でラッキールーザーからベスト8進出の活躍を見せ、現在の世界ランクは自己最高位の杉田。
この日は昨年のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/ リオデジャネイロ、ハード)で銀メダルを獲得したデル=ポトロの強打に押されて第1セットを落とすと、第2セットも主導権を握られた杉田は挽回することが出来なかった。
勝利したデル=ポトロは2回戦で、
R・ハリソン(アメリカ)と
G・ガルシア=ロペス(スペイン)の勝者と対戦する。
2009年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)覇者であるデル=ポトロは、昨年に手首の怪我からのカムバックを果たし、イフ・ストックホルム・オープン(ストックホルム/スウェーデン、ハード、ATP250)でキャリア通算19勝目をあげた。さらに国別対抗戦デビスカップではアルゼンチンの劇的な初優勝へ導いた。
■関連ニュース■
・錦織ら全仏本戦出場者が発表・錦織欠場も杉田が快進撃8強・大活躍の杉田 自己最高位へ