男子テニスツアーのフェイズ・サロフィム&Co. 米男子クレーコート選手権(アメリカ/ヒューストン、クレー、ATP250)は14日、シングルス準々決勝が行われ、主催者推薦枠で出場の20歳
E・エスコベド(アメリカ)が第2シードの
J・イズナー(アメリカ)との激戦に7-6 (8-6), 6-7 (6-8), 7-6 (7-5)のフルセットで勝利し、ツアー初のベスト4進出を果たした。
この日、イズナーにトータルで35本ものサービスエースを叩き込まれたエスコベドだったが、格上のイズナー相手に食らいついて3セット全てタイブレークへ持ち込み、最後は接戦を制して3時間2分で勝利を手にした。
準決勝では、第8シードの
T・ベルッチ(ブラジル)と対戦する。
世界ランク91位のエスコベドは、2014年にプロへ転向し、下部大会であるフューチャーズやチャレンジャーなどに出場。昨年からツアー大会の予選に出始め、今年3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)では、本戦1回戦で
D・エヴァンス(英国)を破りマスターズ初勝利をあげていた。
また、同日の準々決勝ではエスコベドとベルッチの他に第1シードの
J・ソック(アメリカ)と第4シードの
S・ジョンソン(アメリカ)が4強入りを決めた。
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