男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は19日、シングルス決勝が行われ、第9シードの
R・フェデラー(スイス)が第3シードの
S・ワウリンカ(スイス)を6-4, 7-5のストレートで下し、5年ぶり5度目の優勝を果たした。今回の優勝は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に続き今季2勝目、キャリア通算90勝目。
>>BNPパリバ対戦表<<決勝戦、フェデラーは第10ゲームでブレークに成功して第1セットを先取したが、第2セットは第1ゲームでブレークを許す。その後、第4ゲームでネットに出るワウリンカの横を抜くパッシングショットを決めてゲームカウント2-2に追いつくと、第12ゲームもブレークして23度目のスイス勢対決を制した。
第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)、第5シードの
R・ナダル(スペイン)、第15シードの
N・キリオス(オーストラリア)ら強豪が顔を揃えたボトムハーフの下半分から勝ち上がり、1セットも落とさずに優勝したフェデラーは、今大会前のドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国 連邦/ドバイ、ハード、ATP500)で2回戦敗退の波乱に見舞われていた。
一方、敗れたワウリンカは初優勝とはならなかった。
西岡良仁との4回戦では崖っぷちからの逆転勝利をおさめていた。
ワウリンカはフェデラーに勝利したのは2015年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)準々決勝が最後で、対戦成績は3勝20敗。
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