女子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTAプレミア)は10日、シングルス2回戦が行われ、第3シードの
Ka・プリスコバ(チェコ共和国)が世界ランク43位の
M・プイグ(プエルトリコ)に1-6, 6-4, 6-4の逆転で勝利し、4年連続4度目の3回戦進出を果たした。
この試合、わずか1ゲームしか奪うことができず第1セットを落としたプリスコバだったが、続く第2セットでは2度のブレークに成功して勝負の行方はファイナルセットへ。
迎えたファイナルセットでは、いきなり3ゲーム連取を許す苦しい展開となったが、プイグのサービスゲームを2度破り、1時間59分の接戦を制した。
3回戦では、第29シードの
I・C・ベグ(ルーマニア)と対戦する。両者は今回が2度目の対戦で、2011年の東レ パン パシフィック オープンテニス(東京/有明コロシアム、ハード、 WTAプレミア)1回戦では、プリスコバが6-1, 3-6, 4-6の逆転で敗れている。
プリスコバがBNPパリバ・オープンに出場するのは、予選出場を含め今回が6度目。昨年は準決勝で
V・アザレンカ(ベラルーシ)に敗れた。
今季は、開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)とカタール・トータル・オープン(カタール/ドーハ、ハード、WTAプレミア)で優勝。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では大会初のベスト8進出を果たした。
一方のプイグは、プリスコバから初勝利をあげることができず、4連敗となった。今シーズンは、序盤の2大会で初戦敗退する苦しいスタートとなったが、前週のアビエルト・メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)でベスト8進出、カタール・トータル・オープンではベスト4へ進出していた。
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