男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ1回戦 アルゼンチン対イタリア(アルゼンチン/ブエノスアイレス、クレー)は3日、シングルス2試合が行われ、ディフェンディングチャンピオンのアルゼンチンは2連敗し、1回戦敗退の危機に立たされた。
第1試合は、世界ランク84位の
G・ペラ(アルゼンチン)と同43位の
P・ロレンジ(イタリア)が対戦。47本のアンフォースド・エラーを犯したペラは、ロレンジに6度のブレークを許して3-6, 3-6, 3-6のストレートで敗れた。
続く第2試合は、
C・ベルロク(アルゼンチン)と
A・セッピ(イタリア)が激突。ベルロクはブレークのチャンスを1度も活かすことができずに第1・2セットを落とす。第3セットはファーストセットが入ったときに89パーセントの確率でポイントを獲得し、このセットを奪い返したが、第4セットではタイブレークで力尽き、1-6, 2-6, 6-1, 6-7 (6-8)で敗退となった。
今回、アルゼンチンはチームの大黒柱である
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を欠いて、ワールドグループ1回戦に臨んでいる。
アルゼンチンは、昨年のワールドグループ決勝で、
M・チリッチ(クロアチア)率いるクロアチアと対戦。1勝2敗で迎えた最終日。チリッチとのシングルス第1試合で、エースのデル=ポトロは2セットダウンの崖っぷちに立たされたが、ここから大逆転して6-7 (4-7), 2-6, 7-5, 6-4, 6-3で勝利。最終試合では、
F・デルボニス(アルゼンチン)が
I・カルロビッチ(クロアチア)を6-3, 6-4, 6-2のストレートで下し初優勝を飾った。
大会2日目の4日に行われるダブルス第1試合は、L・マイェール/
D・シュワルツマン(アルゼンチン)組と
S・ボレッリ(イタリア)/ セッピ組が対戦する。
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